2014年4月12日土曜日

できる、できないは”確率”で捉えるべきだと思う

Strategic Presentationという授業では、
主にプレゼンテーションの仕方を学んだ。

私はもともと緊張しやすいし、
典型的なアジア人で大袈裟な表現やジェスチャーも得意ではない。

そんな自分でも、基本を学んで、
ビデオに録画された自分を見て、反省点を次に活かすことで、
かなりプレゼンテーションすることに自信を持つことができた。

しかし、様々なプレゼンテーションの機会で、失敗することもある。

言うことを忘れてしまったり、
思ったようにジェスチャーを決めることができなかったり、
緊張して意図もなく動き回ってしまったり。

はぁ、自分はまだプレゼンテーションが”できるようになってない”
そんなふうに思うことが多くあった。

でも、人間ができる、できないの話をするとき、
それは確率の問題なのであって、
プレゼンテーションが上手に”できる”確率が上がっていればよい。

MBAに来る前は、10回に5回しか成功しなかったものが、
MBAの後は10回に8回上手にできるのだとすれば、
それはとても大きな進歩である。

何事も、できる、できないの0 or 1で判断していると、
一喜一憂することになってしまうと思う。

人間のすること全て、
サーフィンで良い波をつかまえることも、
ゴルフで良いショットを打つことも、
ビジネスピッチを成功させることも、
ビジネスパートナーと良い関係を築くことも、
人を笑わせることができることも、
全て100%なんてことはなくて、常にどこか不完全なのだ。

だからこそ、失敗したことに落ち込むのではなくて、
確率が上がっているかどうか、長期の目線で自分を観察することが大切である。

0 or 1で捉えることをやめて、自分の成長を確率で捉えること。

このマインドセットを持つだけで、
人生はもっともっと生きやすく、そして心地よくなると思う。

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